「デコ」とは、デコレーションのこと

「デコ」はデコレーションを省略した砕けた言葉です。デコレーションケーキは、おいしいだけでなくきれいに見えるように装飾したケーキと考えるとわかりやすいですが、「デコ」は徹底的に飾り立てるというような意味合いとなります。飾ることに意味があるので、とにかくきれいにデコすることを追求するわけです。

用意するもの

どのような図案にするのかを決めたら、デコに必要な次のものを用意してください。

• ・デコするもの（表面に凸凹があると難しい）
• ・図案
• ・透明なシート（カットしたクリアファイルでもよい）
• ・粘着シート
• ・パーツを分けるトレイ（丸よりは角があるものがおすすめ）
• ・つまようじ
• ・乾くと完全に透明になる接着剤
• ・先が細いピンセット
• ・デコに使う、ラインストーンやモチーフパーツ

図案どおりにパーツを並べる

図案の上に透明なシートを置いて、その上にラインストーンやモチーフパーツを配置します。壊れやすいパーツはいったん外して、配置を崩さないように粘着シートをそっとかぶせラインストーンを密着させてください。

ラインストーンの裏に接着剤を塗る

粘着シートを裏返して貼りついたラインストーンの裏側に爪楊枝を使って薄く接着剤を塗り、粘着シートごとデコしたいものの上にのせます。接着シートはなるべくデコしたいものに押し付けないようにしますが、貼りついてしまっても構いません。

粘着シートだけをはがす

接着剤が乾くとラインストーンは固定されますので、粘着シートだけをはがすことができます。モチーフパーツを接着剤で貼り付けて、再度乾燥するのを待ちましょう。

上手にデコするための3つのコツ

ラインストーンなどでデコする際には、次の3つを守るとうまくいきます。

• ・デコするもののホコリや油分をきれいに拭いておく
• ・接着剤の量は爪楊枝などで調節して適量にする
• ・接着剤が完全に乾くまでは動かさない

セルフネイルケアの基本は保湿

爪から水分が失われると、爪の表面に筋が入ったり、でこぼこしてきたりします。爪の周りにささくれができやすくなり、ジェルネイルもはがれやすくなってしまうのです。

手順1：お風呂で汚れを落とす

爪の表面には汚れや角質がたまっていますので、きれいに洗い落とします。爪の付け根にある甘皮は爪の健康のバロメーターです。お風呂に入ってふやけた甘皮の汚れや角質は、そっとふき取る程度で構いません。

手順2：お風呂上りに保湿剤を使用する

お風呂上りなど身体が温まっているときに、爪だけでなく手全体に化粧水を浸透させてから、美容液やハンドクリームを塗って保湿します。手が冷たくなってしまうと保湿成分が浸透しにくくなってしまうので注意が必要です。

手順3：マッサージやストレッチで血行をよくする

保湿剤を浸透させたら、やさしくもむようにマッサージをして血行をよくします。手がポカポカしてきたら、爪の甘皮周辺にネイルオイルをなじませると効果的です。最後に手首を回したり、指を動かしたりするストレッチをすると、潤い度がさらにアップします。

爪切りはよい道具を使って行う

爪切りをすると爪に対してストレスがかかるので、爪が割れたり、剥げたりする原因になってしまいます。切れ味のいい爪切りを使うようにすると、爪にかかる力を最小限に抑えることが可能です。

爪の切り口がささくれ立っていたり、段差があったりすると、そこから爪が割れたり剥げたりするので、ファイル（目が細かいやすり）で滑らかにしておくことも大切です。爪の先は45度の角度で先端に向かって薄くなるように削ると、ラインが美しく、爪が引っかかりにくくなるので傷みにくくなります。